2024年開催パリオリンピックの男子ケイリンに出場!「中野慎詞」選手はデビュー後30連勝の大型ルーキー!
2024年の大きな行事として、7月26日から8月11日までフランスのパリで行われるオリンピックがあるが、そのパリオリンピックに競輪選手から「中野慎詞」選手が出場することが決定した。
というわけで、今回はパリオリンピックの日本代表に選ばれた中野選手について紹介していくぞ!
中野選手のプロフィール、特別競輪での成績やグレード別成績、SNSや師匠についても解説!
気になるオリンピックでの出走種目や、一緒に出走する選手についても調査するぞ!
競輪で中野と言えば引退したレジェンド「中野浩一」が有名だが、中野選手との関係は!?
ヤンググランプリ2023に出走した「中野慎詞(なかの・しんじ)」選手がパリオリンピックに出場!

デビュー2年目にしてヤンググランプリに出走したS級2班の「中野慎詞」選手が、2024年にパリで開催されるオリンピックに出場することが決定した。
出場するのは男子ケイリンとチームパシュートで、同期であり「2024UCIネーションズカップ第1戦」で金メダルを獲得した「太田海也」選手も代表選手に選出されているぞ。
ヤンググランプリ2023では残念ながら、7着に終わってしまった中野選手だが、パリオリンピックでは見事な活躍をしてくれると信じて紹介していこう!
中野慎詞選手のプロフィール

中野選手と言えば早稲田大学スポーツ科学部に在学中に日本競輪選手養成所の121回生として入所し、ゴールデンキャップも獲得している。
養成所時代は優秀な成績を納め、早期卒業候補者として選定され、2022年5月にデビューではなく4ヶ月早い2022年1月にデビューしている。
デビュー戦は当然のように完全優勝、その後も連続勝利し、史上6人目の無傷でのS級特別昇給を果たし、ルーキーシリーズを含めればデビュー後30連勝という記録を持つ。
競輪場の無い岩手県の選手なので、ホームバンクはないが、その代わりにアマチュアでもプロでも利用可能な紫波自転車競技場を練習地としている。
- 期別:121期
- 級班:S級2班
- 生年月日:1999年6月8日
- 登録番号:015596
- 脚質:逃
- 府県:岩手県
- ホームバンク:ー
- ホーム競技場(練習地):柴波自転車競技場
- 師匠:佐藤友和
日本競輪選手養成所の121期の中では、太田海也選手と中野慎詞選手だけが早期卒業要件を満たしているぞ!
中野選手がオリンピックで出場する種目とは?

オリンピックと言えば体操や陸上競技が有名で、自転車競技が行われていることを知らない人も多いだろうが、実は第1回大会から途切れることなく開催されている競技でもあるのだ。
ロードレース、トラックレース、マウンテンバイク、BMXと4つも種類のある自転車競技だが、中野選手が出場するのはトラックレースだ。
ちなみにBMXはS級S班所属の「古性優作」選手が、オリンピックを目指していた競技でもあるのだが、ここからは中野選手の出場する種目、および一緒に出場する選手についても解説していこう。
男子ケイリンに出場!同期の「太田海也」選手も一緒に出場!

中野選手が出場する種目の1つ目はもちろん競輪を元にした「男子ケイリン」で、同期の「太田海也」選手も一緒に出場するぞ。
2000年のシドニーオリンピックから正式に導入された競技で、ルール自体は「PIST6」に似ている。
競輪とは違い、ラインが存在しないので、太田選手との共闘は見られないが、中野選手にとって慣れ親しんだものなので活躍が期待できるだろう。
チームパシュートにも出場!団体追い抜きとも呼ばれていたトラックレース

中野選手が出場する種目の2つ目は「チームパシュート」と呼ばれる競技で、1906年のロンドンオリンピックから開催が開始された歴史ある競技だ。
かつては「団体追い抜き」とも呼ばれ、2つのチームがトラックのスタートラインとゴールラインからレースを開始し、4kmを先に走り切るか、相手チームを追い抜くと勝利となる競技だ。
4人1組で行われるチーム戦で、その姿はラインを組んだ競輪そのもので、差しやマークのような技術が必要ないことから脚質:逃の中野選手向けの競技だな。
チームパシュート出場メンバー
- 今村俊介選手
- 窪木一茂選手
- 中野慎詞選手
- 橋本英也選手
今村俊介選手以外はプロの競輪選手でもあるが、トラックレースのほうがメインなので競輪での出走はほとんどない。
どの選手もチームパシュートでの実績を持っている選手だけに、中野選手も学ぶところが多そうだな。
PIST6に似た「男子ケイリン」、チーム戦になる「チームパシュート」、どちらでも活躍してほしいものだ
中野選手の特別競輪での出走履歴

デビュー以降は連勝を重ねていた中野選手だが、特別競輪となるとやはり勝手が違うようだ。
G1、G2、G3とグレードレースへの出走もこなし、1着をとることもあるが優勝は未だない。
ヤンググランプリ2023にも出走したが結果は7着、中野選手は2024年のヤンググランプリがラストチャンスだけに今年は頑張ってほしいな。
- 2022年9月:共同通信社杯
- 2023年8月:オールスター競輪
- 2023年10月:寛仁親王牌競輪
- 2023年11月:競輪祭
- 2023年12月:ヤンググランプリ
121期では異次元の活躍!2022年の獲得賞金額は21,357,000円!

| 順位(121期) | 選手名 | 順位(全選手) | 賞金額(円) |
|---|---|---|---|
| 1位 | 中野慎詞 | 171 | 21,357,000 |
| 2位 | 太田海也 | 1,268 | 10,084,000 |
| 3位 | 後藤大輝 | 1,497 | 9,225,000 |
上記はデビュー年の121期の獲得賞金トップ3だが、中野選手が他の選手を大きく引き離して21,357,000円という異次元の賞金を獲得していることがわかる。
中野選手のデビューが他の選手よりも4ヶ月早いというのもあるが、同時期にデビューした太田選手の2倍以上稼いでいる時点で中野選手の素晴らしさがわかるだろう。
デビュー年から2000万円も稼いでいるとは、何とも羨ましい話だ
中野選手のグレード別成績

| グレード | 出走数 | 優勝 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| F2 | 15 | 5 | 15 | 0 | 0 | 0 | 100.0% | 1000.0% | 100.0% |
| F1 | 27 | 6 | 21 | 3 | 1 | 1 | 77.7% | 88.8% | 92.5% |
| G3 | 8 | 0 | 6 | 0 | 0 | 2 | 75.0% | 75.0% | 75.0% |
| G2 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| G1 | 14 | 0 | 1 | 3 | 1 | 9 | 7.1% | 28.5% | 35.7% |
G3以下はデビュー年での出走がほとんどで、成績自体は良いものの現在の成績はとても良いとは言いにくい。
またオリンピックへの出場が決まったからか、ヤンググランプリ2023以降はレースに出走しておらず、現在は休業中といったところだ。
2022年は勝率が80.4%だったが、2023年は11.1%にまで勝率が落ちているし、他のオリンピック選手のように競輪とオリンピックどちらに比重を置くかで選手としての評価が変わりそうだ。
中野選手の得意な決まり手は?
中野選手は脚質:逃の選手だけあり、逃げ、あるいは捲りでの勝利が多い。
だが、チームパシュートとは違い前方に敵対選手がいるのが競輪であり、相手に追い抜かせないように技術を磨いているのが競輪選手だ。
中野選手が競輪選手として大成するには、追い抜きの技術を磨くか、S級S班の選手でも追いつけないほどの圧倒的な脚力を手に入れることが必須だろうな。
圧倒的な逃げを磨くか、それとも追い抜きの技術を磨くか……中野選手は岐路に立っているようだな
中野選手のSNS事情は?「X」と「Instagram」を利用中!


競輪選手の中でもルーキーはSNSの利用にも積極的な選手が多いのだが、中野選手も例に漏れず「X」と「Instagram」を利用しているぞ。
両方とも2015年から利用開始しているので、15〜16歳くらいの時に開設したアカウントのようだな。
とはいえ、プライベートの投稿はほぼなく、開設当初から自転車競技のために開設したようなアカウントとなっている。
古くは高校時代のレースの写真もあるから、若いころの中野選手が気になるという人は是非とも検索してみてくれ。
中野選手の世代になるとSNSが子供の頃から身近だったのだろうな
中野選手の父親は中野浩一ではない!だが、「中野2世」として注目も集める!

競輪で「中野」と聞くとレジェンドでもある「中野浩一」さんを思い浮かべる人も多いだろうが、中野選手の父親というわけではない。
そもそも中野浩一は福岡県の選手で、中野選手は岩手県、出身県、所属地方がまるで違うのだ。
とはいえ、同じ苗字なことや、アマチュア時代からの活躍ぶりから「中野2世」として注目や期待もかけられているようなので、その期待に負けずに頑張ってほしい。
ちなみに中野浩一はオリンピックの解説も勤めている関係上、中野選手にアドバイスすることもあるようだな。
中野選手と血縁というわけではないが、インタビューで中野選手について聞かれることも多いみたいだな
中野選手の師匠は憧れの「佐藤友和」選手!5人の弟子を持つS級1班の選手!

中野選手の師匠は「佐藤友和」選手で、実は中野選手は佐藤選手に憧れて自転車競技を始めたそうだ。
小学生時代に佐藤選手の走りを見て、同郷にこんな人がいるのかと興味を持ち、競技場にフェラーリで通う佐藤選手を見て憧れたのだとか。
そんな佐藤選手は弟子を5人も持つ選手で、近年では優勝から遠ざかっているが、2007年〜2013年では特別競輪をいくつも制覇している。
優勝こそないものの今でも、F2やF1での3連対率は良いので、まだまだ応援のし甲斐のある選手と言えるだろうな。
子供の頃の憧れの選手が師匠になってくれているなど感無量だろうな
まとめ:競輪とオリンピックの二刀流を続ける「中野慎詞」選手!パリオリンピックでもぜひ応援しよう!
今回は2024年のパリオリンピックの出場が決まった、「中野慎詞」選手を紹介してきたぞ。
競輪選手としても上々の成績を持つ選手だが、オリンピック関係のレースにも出場する関係上、競輪への出走が制限されているようだ。
どちらをメインに据えるかは中野選手の胸先三寸だが、どちらをとっても素晴らしい選手に成長してくれることだろう。
とりあえず2024年はオリンピックに専念するようなので、7月26日から開催されるパリオリンピックでは是非とも中野選手を応援しよう!
- ホイールローダー
- 土方でその日暮らしをしていたが、競輪予想サイトで一発当てて退職!
それからは月の生活費はすべて競輪で稼いでいる。
優良競輪予想サイトは大歓迎だが、悪質競輪予想サイトは全滅すればいいと思っているオヤジ。
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