【立川競輪場】G2ヤンググランプリ2023の出場選手が決定!歴代優勝者優勝賞金額などまとめて紹介!

12月28日から立川競輪場でヤンググランプリ2023が開催されますが、ついに今大会の出場選手が決定しました!
ヤンググランプリは開催年の1月から9月に特に活躍した9名の選手が出場するレース、今年は賞金ランキングTOP11位に位置する犬伏湧也選手、メダリスト太田海也選手や中野慎詞選手など、かなりハイレベルなメンバーが集められています!
ルーキーシリーズでは、普段はラインの先頭を牽引する選手が強力選手の番手に着き強力ラインを形成したりと普段のグレードレースとは違ったレースが楽しめます。
今回はルーキーたちの熱い年末の大一番、ヤンググランプリ2023の出場選手や概要について紹介します!
年末の大一番G2「ヤンググランプリ2023」出場選手決定!ニュースター誕生なるか!

2023年12月28日(木)、立川競輪場で開催されるG2「ヤンググランプリ2023」の出場者が決定!
今後の競輪界を牽引するニュースター達が優勝目指して激突します!
既にG1戦線でも活躍している選手もいますが、このヤンググランプリはナショナルチームからも期待の選手が集まります。
ヤンググランプリの出場者は以下の通りです。
選手名 | 級班 | 府県 | 期別 |
---|---|---|---|
中野慎詞 | S1 | 岩手 | 121期 |
犬伏湧也 | S1 | 徳島 | 119期 |
太田海也 | S2 | 岡山 | 121期 |
北井佑季 | S1 | 神奈川 | 119期 |
吉田有希 | S1 | 茨城 | 119期 |
志田龍星 | S1 | 岐阜 | 119期 |
橋本壮史 | S2 | 茨城 | 119期 |
山根将太 | S2 | 岡山 | 119期 |
上野雅彦 | S2 | 香川 | 119期 |
競輪界を賑わすルーキーたちが勢揃いですね!
個人的には神奈川の北井佑季選手に注目したいところです!

この選手、なんと現在33歳で妻子持ちのオールドルーキーなんですね。
元Jリーガーという異色の経歴ながら、2年間でS1に到達するなどどの環境に置かれていても全力を出し切る、見ていて気持ちの良い北井選手!
本人の目標はデビュー当時から「ケイリングランプリで逃げ切ること」。
まずはヤンググランプリで、北井の逃げに注目しましょう!
俺的注目選手は、中野慎詞選手だな!
ナショナルでは太田海也選手もメダルを獲って活躍しているが、2023UCIトラックネーションズカップ第2戦では金メダルを獲得した選手だ。
東北1車でとなれば単騎の可能性が高く、ラインでいくと中国ラインが強そうだが、ここのラインがまとまるかどうかはまだ分からない。
出走表がどうなるか今からが楽しみだな!
メダリストから記念で活躍する選手まで!ヤンググランプリの選考基準は?
ヤンググランプリでは開催当年と、開催前年、開催前々年にデビューした計3期の男子選手が選考の対象となり、その中でも開催年の1月から9月に特に活躍した9名の選手が出場するレースとなっています!
選考基準は以下の通りです。
- 【ヤンググランプリ2023の選考基準】
- 世界選手権自転車競技大会個人種目金メダル獲得者、ケイリン銀・銅メダル獲得者(開催時S級在籍)
- 開催時S級在籍で、平均競走得点上位者(同点の場合は選考期間における選考用賞金獲得額上位者)
- 残余は開催時A級在籍で、平均競走得点上位者(同点の場合は選考期間における選考用賞金獲得額上位者)
世界大会のメダリストや競走得点が高いメンバーが出走するヤンググランプリ、ほぼ実力順で選出選手が決まると言っても過言ではなく、毎年かなりハイレベルな戦いとなります!
ルーキーが選出されるため、なんといっても激しい自力争いが見られるのがヤンググランプリの大きな魅力でしょう!
今年はどのようなレースが見られるのか、今から楽しみです!
歴代優勝者から賞金まで!ヤンググランプリの概要

ヤンググランプリは1995年、阪神淡路大震災の復興支援という形で企画レースとして実施されたのがきっかけとなり、2022年までに22回開催されている大会です!
もともとはトーナメント形式が採用されており、優勝賞金も1,500万円(G1相当)と高額でしたが、1999年度からは1レース一発勝負に変更されました。
KEIRINグランプリと合わせてヤンググランプリが開催されるようになったのは、2001年度から。
開催場は持ち回り、2023年大会は立川競輪場での開催となります。
立川競輪場ではこれまでに何度もヤンググランプリが開催されていますね。
現在はG2に位置付けられており、優勝賞金は300~500万円となっています!
中には早咲きの選手も・・・?ヤンググランプリ歴代優勝者

直近10年間のヤンググランプリの歴代優勝者は以下の通りです!
回 | 開催場 | 優勝者 | 期別 |
---|---|---|---|
第13回 | 立川競輪場 | 猪俣康一 | 99期 |
第14回 | 岸和田競輪場 | 近藤龍徳 | 101期 |
第15回 | 京王閣競輪場 | 野口大誠 | 105期 |
第16回 | 立川競輪場 | 渡邉雄太 | 105期 |
第17回 | 平塚競輪場 | 鈴木竜士 | 107期 |
第18回 | 静岡競輪場 | 太田竜馬 | 109期 |
第19回 | 立川競輪場 | 松本貴治 | 111期 |
第20回 | 平塚競輪場 | 松井宏佑 | 113期 |
第21回 | 静岡競輪場 | 小原佑太 | 115期 |
第22回 | 平塚競輪場 | 菊池岳仁 | 117期 |
第18回大会優勝の太田竜馬選手や第20回大会優勝の松井宏佑選手など、現在もS1で活躍し続けている選手もいれば、野口大誠選手や猪俣康一選手、近藤龍徳選手などその後は苦しんでいる選手も。
ルーキー戦はその年の勢いなどがもろに結果に反映されるため、優勝者=今後も活躍して当たり前というわけではないんですね!
また、ヤンググランプリの時は逃げ主体の選手であっても、歳を重ねるにつれて試行錯誤が必要となり、大きくスタイルを変える選手も存在します。
その時の活躍だけでは簡単には生きていけない、競輪は厳しい競技ですね!
優勝賞金は400万円前後と若干低めか
フレッシュでパワーのある選手たちの熾烈な争いが魅力のヤンググランプリですが、優勝賞金はG2の中でも特に低い400万円前後となっています!(例年変化あり)
他のグレードレースよりも選考条件が絞られているためか、はたまたグランプリと一緒に開催されるためか、理由は分かりませんがちょっとインパクトに欠けますね!
それでも数百万円は僕たちからしたら大金ではありますが・・・。
まとめ:出場選手決定のヤンググランプリ2023は12月28日から立川競輪で開催!
今回はルーキーたちの熱い年末の大一番、ヤンググランプリ2023の出場選手や概要について紹介しました!
今年は賞金ランキングTOP11位に位置する犬伏湧也選手、メダリスト太田海也選手や中野慎詞選手など、かなりハイレベルなメンバーが集められています!
ルーキーシリーズでは、普段はラインの先頭を牽引する選手が強力選手の番手に着き強力ラインを形成したりと普段のグレードレースとは違ったレースが楽しめます。
ヤンググランプリ2023は12月28日から立川競輪場で開催予定、今大会ではどのようなラインが組まれるのか、今から出走表が楽しみです!

- チャリ吉
- 仕事終わりに遊べるミッドナイト競輪があることを知ったのがきっかけで競輪にドップリのめり込んだギャンブル好き。
他の公営競技と違い、自力が最重視される戦いが良い。
普段は6車、7車立てで勝負しているため、休みの日に9車立ての出走表を見るとビビる。
グレードレースの決勝で帯を取るのが夢。
掲載の内容はライター独自の見解であり、その正確性・再現性を保証するものではありません。