位置取りやハンドル投げなど最初から最後まで目が離せない!競輪のレースの流れと先頭誘導員について解説!
競輪は周長400mなどからなる競輪場を何周も走ることで、その着順を競い合う競技だ!
スタートからゴールまで2キロ以上走ることもあるが、序盤、中盤、終盤とそれぞれ見どころがあり見ていて飽きないのが魅力だぞ。
競輪はなんと言っても位置取りが重要で、それぞれの選手が有利にレースを進めるために、レースの流れの中で位置取りが展開される!
そのため、序盤も中盤も見逃せないわけだな。
また、ゴール前では最高時速70kmと大迫力の1着争いが見られる!
ということで今回は、競輪初心者でも競輪を楽しめるよう、競輪のレースの流れや、少しでも先にゴールするための「ハンドル投げ」というテクニックについて解説していくぞ!
競輪を予想、観戦する上で必ず覚えておきたいレースの流れを解説!
競輪は楕円形のコースを何周もして着順を競う競技。
車券を買ったりして競輪を楽しむ際は、前もってレースの流れを覚えておきたいところだろう!
見ているうちに気がついたらレースが終わっていた、的中したと思ったらもう一周あった!なんてことがあってはちょっと悲しい気持ちになるからな。
ということで本番レースの流れを順序立てて解説していくぞ!
その1,まずは自転車を発走機(スタート台)にセット
選手たちが出揃ってまず最初にすることは、発走機(スタート台)に自転車をセットすることだな!
発走機に自転車をセットした後、号砲(スタートの合図)が鳴って各車一斉にスタートという流れになるわけだが、発走機は号砲が鳴るまではスタートできないような仕組みになっているぞ!
そのため、競輪はフライングが無い競技なんだ。
その2,スタート後位置取りの駆け引きをしながら隊列を整える
スタートした後には選手たちの位置取りがはじまるぞ!
競輪は位置取りが非常に大事な競技で、スタートを取って果敢に先行する選手、中団をキープして有利にレースを進める選手など、各選手の思惑・ラインの作戦で隊列が決まっていくぞ。
作戦や決まり手は予想にも非常に重要な要素、出走表や選手のコメントをもとに予想することができるため、必ず確認したいところだな!
ちなみに、スタートしてからの位置取りの心理戦がはじまるわけだが、その際、位置取りだけで脚を消費させないためにはペースを落ち着かせる必要がある。
そしてその役目に選手とは別で、先頭誘導員という係が先頭を走るというルールがあるぞ!
いわゆるペースメーカーだな。
先頭誘導員に関しては後ほど詳しく紹介していくぞ。
その3,先頭誘導員が離れた後は各選手の仕掛けがはじまる!
先頭誘導員が離れるレース終盤、ついに各選手(ライン)の仕掛けがはじまるぞ!
ここからが競輪の見どころで、各ライン、各選手が1着に向けた走りを魅せるガチンコ勝負の始まりだ!
先頭誘導員がいる間は、先頭誘導員が風除けの役目を果たしているわけだが、いないとなれば先頭を走る選手がもろに風の影響を受ける形になる。
そのため、あえて別線のラインを前に行かせて、別のラインを使って風除けにしたり、気にせずに後ろから来た選手を突っ張りとにかく先行一本で戦う選手がいたりと、心理戦が展開されるのも大きな魅力だな。
この辺りはラインの作戦であったり、ラインの先頭を走る選手のタイプによってレースの流れは変わる。
出走表を見て、このレースの流れ・展開を考えることが競輪予想の醍醐味なわけだな!
その4,残り1周半でジャン(鐘)が鳴る!いよいよレースは終盤へ
更に、ゴールまでの残り1周半になると、それを周知させるためにジャンと呼ばれる鐘がならされるぞ!
どの選手も長時間全力疾走できるわけではないため、このジャンを目安に徐々にスピードが更に上がっていき、ラストスパートになるわけだな。
各選手の思惑でレースを周回し、ゴールラインを目指して走る。
これが競輪レースの一連の流れというわけだ。
ゴール前で見られる「ハンドル投げ」は競輪名物!
競輪は最後のゴール前、最高速度70kmという凄まじいスピードで選手が少しでも上の順位を目指して走る競技だ。
着順を上げるためにはスピードを極めるのはもちろん、「ハンドル投げ」という技術も非常に重要となる!
競輪では車輪の先端が先にゴール線を超えた選手から入着となる。
ゴールギリギリで腕を前に伸ばし切り、タイヤを少しでも早くラインに届けるためのテクニックがハンドル投げだ!
競輪は数ミリの差で優勝者が決まる世界、実際ハンドル投げで着順が変わる事も多いぞ。
ハンドル投げが上手い選手は、本当に驚くほど最後に伸びる!
気になる人はぜひ下の動画をチェックしてみてくれ!
競輪の激しい終盤戦を演出!レースのペースを作る先頭誘導員とは?
レース序盤のペースを作ったり、選手の脚を温存させるなど大事な役割を担っている先頭誘導員。
レースの秩序を守るためにも、先頭誘導員は競輪場ごとに決められたタイミングが来るまでは抜いてはいけないルールがあるぞ!
抜いてしまうとその選手は失格に、車券に絡んでも着外となってしまうため、俺たちファンにはかなり痛い反則だな。
ちなみに先頭誘導員を抜いてもよいタイミングは、競輪場の周長によって定まっているぞ。
詳しいタイミングは以下の通りだ。
- 333バンク:残り2周半
- 400バンク:残り2周
- 500バンク:残り1周半
もし、追い抜いてしまうとレースの斡旋が4ヵ月停止、さらには競輪の練習すら許されない地獄の修行、「お寺行き」が待っている!
選手としてはかなり致命的だ・・・。
【まとめ】周回数の違いには注意!レースの流れを覚えて競輪をもっと楽しもう!
今回は競輪のレースの流れや先頭誘導員の役割について解説したぞ!
競輪はレースごとに周回数が違うなど、難しいという印象を持っている人も多いかもしれないが、ジャンに注目して観戦すれば誤認することもなく初心者にも楽しみやすい公営競技だ!
ラインなどの特徴はあるものの、レース自体は非常にシンプルなもので、そのスピード感や迫力は虜になること間違い無しだろう。
ぜひ一度、車券を購入してレースを観戦してみてほしいものだ。
まだ競輪予想をしたことが無い、車券を購入したことが無いという人には以下の記事もオススメだからぜひチェックしてみてくれ!
- ガテンおじさん
- 生まれてこの方競輪バカのガテンおじさんだ!ガハハ!
キラキラの金歯と金時計がイカしてるだろう!
競輪の経験値だけは数知れず。
実際の経験をもとに、競輪はもちろん、競輪予想サイトについて語っていくぞ!
掲載の内容はライター独自の見解であり、その正確性・再現性を保証するものではありません。