G1・日本選手権競輪2025（名古屋）開催！概要や注目選手、名古屋競輪の予想攻略情報を紹介！

開催初日である4月29日の11Rでは、シード番組である「特別選抜予選」が行われます。
想定番組は以下の通りです。

2月に開催されたG1全日本選抜競輪（豊橋競輪）を優勝した脇本雄太が9番車で登場。
昨年のグランプリを優勝した調子そのままに、来年のS級S班をはやくも確定させました。
近況も決勝進出が続いており、ここは好走が期待できます！

また、3月に開催されたG2ウィナーズカップ（伊東温泉競輪）を優勝した1番車・古性優作にも注目です。
競輪界最強の呼び声も高くもはや語る必要すらない選手ですが、意外とG2は初優勝。
勢いそのままにここで優勝し、グランプリ出場を決めるかもしれません！

日本選手権競輪2025の舞台である名古屋競輪場は、見なし直線58.8mと400mバンクのなかでは長い直線距離を誇る競輪場です。
また、名古屋競輪場のカントはなんと34°（全国平均31.2°）！
非常に急な作りとなっているため、カマシなどが決まりやすい競輪場となっています。

直線が長いにも関わらず、カントを利用した高速カマシが決まればそのまま逃げや捲りで勝ちきることができるため、自力選手の活躍が目立つという特徴があります。
また、カントを利用した仕掛けが強く、仕掛けどころが重要であるため、地元選手が有利なバンクと言えます！
その他、絶対に頭に入れといた方が良い情報は以下の通りです。

• 直線が長くカントもきつめなバンク
• 逃げの1着率が全国平均より高く、差しは決まりにくい
• 「逃げ-マーク」や「捲り-逃げ」など、自力選手の活躍が目立つ

日本選手権競輪は開催回数を見ても分かる通り、G1競走の中でも最も歴史のある大会です！
正賞として授与される内閣総理大臣杯やその賞金額から、競輪界で最も格式の高いレースとされています。

その格式の高さから、競馬のダービーになぞらえて「競輪ダービー」と呼ばれたりもします。
他にも、G1で唯一6日間開催が続いていたり、ゴールデンウィーク開催が決まっている点から、大きな盛り上がりを見せる大会となっていますね。

「日本選手権競輪」の選出基準・出場資格は？

日本選手権競輪は賞金獲得額によって選出選手が決まる大会です！
6日間開催なので普段の開催よりも多い、162名が選出されます！
前年2月〜当年1月が選考期間となっています。
選出基準、出場資格は以下の通りです。

• S級S班在籍者
• 過去3回以上優勝したS級1班の選手
• 選考期間中、4か月以上JCFトラック種目強化指定に所属した者
• 賞金獲得額上位者

選考期間の獲得賞金が多い選手が出走できる大会となっているため、さまざまな選手が出場できる大会ですね。
S級S班在籍者と、賞金獲得額上位者の27名は特別選抜予選競走に出走できます！

優勝賞金は副賞込でなんと9,400万円！

日本選手権競輪の優勝賞金はなんと9,400万円となっています！
昨年大会は8,900万円でしたので、賞金が増額されたことが分かります。

1つの大会でこれだけの大金を手に入れることができるのは凄いですね…。
やはり競輪はトップアスリートの競技であることが分かります。

日本選手権競輪2024の売上は約152億5791万円！

2024年にいわき平競輪場で開催された第78回日本選手権競輪の総売上は「152億5791万4200円」でした。
目標金額は143億円でしたが、その目標を大きく上回る結果となりました！

目標金額を9億円も上回っているのは凄すぎることです。
競輪人気がうなぎ登りに上昇していることが分かります！

日本選手権競輪は6日間開催で、各選手の出走回数が4回と決まっているため、勝ち上がるためにはシード以外全て3着以内に入ることが絶対条件となっている厳しい大会です！
早速日程を追って決勝までの道のりを紹介します！

初日・2日目の予選を勝ち上がるための条件

初日と2日目は、まず「一次予選」で3着以内の45名が二次予選に進出します。
シード番組である「特別選抜予選」に出場する選手は、1～3着に入れば4日目の「ゴールデンレーサー賞」に出場することができ、4～9着の選手は「二次予選」に進出します。

3日目・4日目の予選を勝ち上がるための条件

3日目と4日目は、「二次予選」7レースと「ゴールデンレーサー賞」が行われます。
二次予選では各レース1～2着の14名と、3着選手のうち1走目の着順上位の4名（特別選抜予選組が優先）の4名が「準優勝」に選出されます。
「ゴールデンレーサー賞」に出走する選手は、失格さえなければ全員が準優勝戦へと進出します。

5日目準決勝を勝ち上がるための条件

5日目は準決勝が3レース開催されます。
各レース1〜3着の9名が決勝へと進出します。

今回はG1日本選手権競輪2025の概要や名古屋競輪場の攻略情報、さらには無料予想を紹介しました！
誰が優勝賞金9,400万円と年末のグランプリ出場権をゲットするのか。
超ハイレベルな戦いから目が離せませんね！

個人的には茨城の107期・吉田拓矢に注目しています。
近年G3を優勝するなどの活躍を見せていますが、今年の全日本選抜競輪では決勝4着と良い走りを魅せてくれました。
日本選手権競輪でも活躍してくれそうです！