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犬伏湧也が地元記念初優勝!小松島競輪G3「阿波おどり杯争覇戦2024」の結果を振り返る!

7月4日から7月7日にかけて開催された小松島競輪G3「阿波おどり杯争覇戦2024」は、地元徳島の犬伏湧也が優勝!
ラインを思い普段は積極先行でレースを進める犬伏湧也が、決勝戦では最後方から捲りを決めての優勝!
なんとしても地元の記念競走を勝利したいという執念を感じる良いレースでしたね!
ということで今回は最終日の小松島競輪G3「阿波おどり杯争覇戦2024」決勝戦の結果を振り返っていきましょう!

小松島競輪G3「阿波おどり杯争覇戦2024」は地元徳島・119期犬伏湧也が優勝!

ということで決勝レースを振り返っていきます!
決勝は地元の犬伏湧也小倉竜二の地元ラインをはじめ、北日本を支えてきた新田祐大佐藤慎太郎の福島ライン、単騎のSS深谷知広とSS清水裕友など、ラインパワーか単騎のパワーか、見どころが多いレースです!
ということでまずは決勝戦の出走表を見ていきましょう!

「阿波おどり杯争覇戦2024」決勝の出走表

地元徳島ラインに福島最強ライン、九州3車ラインに対抗するのは、SS選手2名!
G3らしく大混戦になりそうで、予想も難しいレースですね。
調子で見れば初日2日目を1着で通過した佐藤慎太郎や山田英明、準決勝で強さを見せた清水裕友や新田祐大などが良いか、しかし選べない・・・本当に良いメンバーです!
地元記念初制覇に期待が集まる犬伏湧也は番手に地元の大先輩小倉竜二を連れており、どのような走りをするかにも注目が集まりました。

車番級班選手名府県期別年齢
1番S1犬伏 湧也徳島119期28
2番SS深谷 知広静岡96期34
3番SS新田 祐大福島90期38
4番S1小倉 竜二徳島77期48
5番S1嘉永 泰斗熊本113期26
6番S2山口 敦也佐賀113期26
7番S1佐藤 慎太郎福島78期78
8番S1山田 英明佐賀89期89
9番S1清水 裕友山口105期105

「阿波おどり杯争覇戦2024」決勝のライン、並び予想

並び順は、

←①④ ② ③⑦ ⑨ ⑤⑧⑥

犬伏湧也率いる地元ライン、新田祐大と佐藤慎太郎往年の福島ラインに九州3車ラインとラインパワーは互角の接戦ですね!
深谷知広と清水裕友は単騎でも動ける選手なので、だれが1着でもおかしくありません!
初手の位置取りも3番新田祐大が前を取るかなーと思うくらいで、後はどうなるかといった感じではないでしょうか。

犬伏湧也はバック回数も多く、普段は逃げ主体の選手だ!
しかし細切れ戦では逃げで力を出しすぎると共倒れになることも多い。
どのように仕掛けるかに注目だな!

展開から予想した買い目はこれ!

  • 29-2479-12345789

本命はどんな展開でも中団確保できる単騎の深谷知広清水裕友
といってもこのレース、どんな展開になるのか、実力も拮抗していて難しすぎる!
確率的に単騎の2名が活躍しやすいかなーといったぐらいで、本当に難しすぎます!
人気も単騎2名が集めているものの、かなり割れている様子です。

展開に注目しながら実際のレースを見ていくぞ!【レース映像有】

スタート飛び出したのは単騎の2番深谷知広と3番新田祐大!
深谷知広が先頭を取ったのは意外でしたね。
1番犬伏湧也は下げて中団から。
唯一の3車ラインの九州ラインは後方からとなりました。

←② ③⑦ ①④ ⑤⑧⑥ ⑨

残り2周で九州ラインが先頭へ!単騎2名は中団を取り合う

残り2周で全体の様子を見ながら5番嘉永泰斗先頭へ
単騎の深谷知広と清水裕友はその後ろを取り合ってまさかの並走に!
3番新田祐大と佐藤慎太郎のラインは中団、地元犬伏湧也は最後方となりました。

    ⑨ 
←⑤⑧⑥② ③⑦ ①④  

残り1周を前に2番深谷知広が3番手争いに!後方は脚を溜める

残り1周を前に 中団争いをしていた深谷知広は九州ラインの3番手の内側に潜り込み3番手争いを繰り広げます!
6番山口敦也も譲らず、深谷知広は脚を使う展開に。
反対に後方の2車ラインは脚を溜めて一発狙いという展開になりました。

   ⑥
←⑤⑧②⑨ ③⑦ ①④  

残り半周で3番新田祐大が捲り発進!1番犬伏湧也もそれに付いていく形に

残り半周前に中団から新田祐大が捲り発進!
この位置からならいける!と思いましたが、思ったほど自転車が出なかったですね。
その後ろを1番犬伏湧也が無風で付いていき、かなり有利な展開となりました!

地元犬伏湧也は煽りを受けて大きく膨らむ大ピンチ!

新田祐大の仕掛けの後は、今度は犬伏湧也も捲り仕掛け。
しかし大きな煽りを受けてカントの外側に膨らんでしまいます!
失速するかと思いましたが、バランスを崩すことなくしっかり前に踏み続けていました。
流石ですね!

山おろしを利用した犬伏湧也が直線伸びて優勝!

大きく膨れたが勢いは落ちなかった犬伏湧也!
最後の直線は山おろしを利用した物凄い縦脚であっという間に前団を捉えて優勝!
2着勝負は直線力比べとなりましたが、近況好調な佐藤慎太郎が元SSの実力を見せつけました!

結果と払戻金

地元3割増しという言葉の通り、地元犬伏湧也が優勝
注目されていた単騎2名が車券に絡まなかったこともあり、3連単は3万車券の結果となりました。
3着にも地元の小倉竜二が入り、地元ファンにとっては嬉しい結果だったのではないでしょうか!

払戻金
2枠複1=5:2,990円(15)3連複1=4=76,940円(27)
2枠単1-5:4,960円(27)3連単1-7-4:38,440円(145)
2車複1=7:3,240円(15)ワイド1=4:970円(16)
1=7:990円(17)
4=7:1,210円(21)
2車単1-7:5,870円(27)

これからの徳島を背負っていく存在の犬伏湧也
普段はラインを思った全力逃げが多いが、今回のようなレースならしっかりグレードレースでも活躍できる存在だな!
経験を積んだときさらに楽しみな選手だ!

【まとめ】地元記念初制覇の犬伏湧也!G2サマーナイトフェスティバルも楽しみ!

今回地元徳島の犬伏湧也の優勝で幕を閉じた、小松島競輪G3「阿波おどり杯争覇戦2024」決勝戦を振り返りました!
犬伏湧也の捲りはかなり良い勢いで、さらに煽りを受けても止まらずに優勝と力強い走りを見せてくれました!
犬伏湧也をはじめ北井佑季志田龍星など、119期は今年かなり強いですね!
今年の競輪界はニュースターから復活は難しいと言われていた選手などさまざまな選手が活躍しています!
グランプリ出場争いも熾烈となり、ますます楽しみです!

このレースは本当に予想が難しいレースだったな!
地元を信じて買った人が得をしたレースだっただろう。
おすすめ競輪予想サイトは当てられたのか気になるところだ!

チャリ吉
チャリ吉
仕事終わりに遊べるミッドナイト競輪があることを知ったのがきっかけで競輪にドップリのめり込んだギャンブル好き。
他の公営競技と違い、自力が最重視される戦いが良い。
普段は6車、7車立てで勝負しているため、休みの日に9車立ての出走表を見るとビビる。
グレードレースの決勝で帯を取るのが夢。

掲載の内容はライター独自の見解であり、その正確性・再現性を保証するものではありません。