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群馬・小林泰正完全優勝!前橋競輪G3「三山王冠争奪戦2024」の結果を振り返る!

6月4日に開催された前橋競輪G3「三山王冠争奪戦2024」は、地元選手である群馬113期のS1小林泰正選手が優勝!
そうそうたるメンバーが集まる中、初日の予選から全てで1着の完全優勝、今年はとにかく好調ですね。
決勝戦ではSSである栃木・眞杉匠男気先行の援護もあり、番手発進で見事優勝を手にしました!
ということで早速最終日の前橋競輪G3「三山王冠争奪戦2024」決勝戦の結果を振り返っていきましょう!

前橋競輪G3「三山王冠争奪戦2024」は群馬・113期小林泰正選手が優勝!

6月4日に開催された前橋競輪G3「三山王冠争奪戦2024」は、地元群馬所属の113期小林泰正選手が優勝!
小林選手は初日の予選から準決勝まで全てで1着、かなり好調な様子でさらに決勝戦ではSS眞杉匠選手の番手という絶好ポジションもゲット。
1番人気を背負いながら見事な完全優勝を見せてくれました!
小林選手は今年好調な様子で、賞金ランキングも11位とグランプリも見えてきています!
ということで今回は決勝戦の様子を振り返っていきましょう!

前橋競輪G3「三山王冠争奪戦2024」決勝の出走表

車番選手名府県期別
1番眞杉 匠栃木113期
2番窓場 千加頼京都100期
3番平原 康多埼玉87期
4番橋本 強愛媛89期
5番佐藤 慎太郎福島96期
6番村田 雅一兵庫90期
7番小林 泰正群馬113期
8番佐々木 悠葵群馬115期
9番森田 優弥埼玉113期

関東が5選手と層の厚さを感じる決勝戦ですね。
またまた5車ライン?なんてこともあるかと思いましたが、結果栃木と群馬の3車ライン、そして埼玉ラインの後ろに福島SS佐藤慎太郎選手がつく変則ラインに分かれて戦うことに!
どちらのラインもかなりのパワーがあり、面白いレースになりそうです。
ということでまずはライン、並び予想を見ていきましょう。

ライン、並び予想

並び順は、

①⑦⑧ ②⑥ ④ ⑨③⑤

1番眞杉匠選手が前受け、展開を狙いたい2番窓場千加頼選手は中団から攻めたいところでしょう。
9番森田優弥選手は番手に同県の大先輩平原康多選手を連れている点と、1番眞杉匠選手と同期ということもあり、バチバチにやりあってくれる予感がします!

展開から予想した買い目はこれ!

  • 【本命】7-358-12358
  • 【穴目】3-258-7、3-7-258

本命はもちろん7番小林選手!
3連勝で勝ち上がり、ポジション的にも有利ですね。
対抗は日本選手権競輪を優勝した平原選手でしょう。
こちらも怪我から復帰し調子を上げている選手と言えます!
この辺りが車券に絡んでくるかなーと考えました!

平原康多選手は落車による大けがやヘルニアを乗り越え2024年に初めて日本選手権競輪のタイトルを手にした関東の総大将だ!
10年連続S級S班など活躍を続ける選手だぞ。

展開に注目しながら実際のレースを見ていく!【レース映像有】

号砲がなってすぐに飛び出したのは外枠の8番佐々木選手
ラインの作戦だったのかしっかり役割を果たしました!
また、その後ろを取ったのが9番森田選手、その外を単騎の4番橋本選手が常に並走する形に。
2番窓場選手は最後方とちょっと苦しい位置取りとなりました!

     ④
←①⑦⑧ ⑨③⑤ ②⑥ 

後方を嫌った2番窓場選手が残り3周で早くも動く

後方を嫌ったのか、2番窓場選手が残り3周の時点で早くも先頭に並びかけます。
誘導がはずれるのは2周半からなので、かなり早めから動いていることが分かります!

 ②⑥  ④
←①⑦⑧ ⑨③⑤ 

眞杉選手が突っ張り先行!2周半を先行する作戦に

後方を嫌った2番窓場選手が上がってきましたが、それに対抗して突っ張ったのが眞杉選手!
一回下がってカマシもあるかなーと思いましたが、ここは番手小林選手のことを考えてかしっかり男気先行!
結果2番窓場選手は最後方まで下がっていく結果となり、かなりきつい展開となりました。

←①⑦⑧ ⑨③⑤ ④ ②⑥

中団から森田選手が早めに仕掛けてスピードが上がる

レースも残り2周に。
前橋競輪場は先行有利の333mバンクということもあり、有利な中団を確保していた森田選手も早めに仕掛けます!
その仕掛けに応じて眞杉選手もスピードを上げ、レースはいよいよ終盤といった感じになりました。

   ⑨
←①⑦⑧ ③⑤ ④ ②⑥

残り半周は番手発進対決に!

レース半周になると徹底先行した眞杉選手、そして早めに仕掛けた森田選手が力尽き、番手の7番小林選手、そして3番平原選手が番手から発進します!
しかし7番小林選手はかなりかかっていて、3番平原選手の捲りが全く届きませんでした!

勢い止まらず小林選手が1着!2着には空いたコースを伸びた佐藤慎太郎選手

番手発進した小林選手の勢いは止まらず、そのまま後続を振り切り1着!
2着にはごちゃついている間に空いたコースを伸びた佐藤慎太郎選手が、3着には小林選手の後ろで並走を続けていた平原選手が入りました。

小林選手は完全優勝という結果からはもちろん、後続を引き離したレース内容を見てもかなり実力を上げたと感じるな!
今年はベテランから若手などさまざまな選手の活躍が目立ち楽しいな!

結果と払戻金

払戻金
2枠複4=5:1,900円(7)3連複3=5=7:2,030円(7)
2枠単5-4:2,170円(9)3連単7-5-3:16,580円(55)
2車複5=7:3,510円(11)ワイド3=5:630円(7)
3=7:400円(4)
5=7:590円(6)
2車単7-5:4,940円(15)

人気を集めていた小林選手が1着だったものの、2着には3番手の佐藤慎太郎選手が入ったことで3連単は165倍
予想が的中し美味い酒を飲むことができた!ガハハ!

【まとめ】地元の声援を背に113期小林泰正選手が優勝!グランプリが見えてきた!

今回は小林泰正選手の優勝で幕を閉じた前橋競輪G3「三山王冠争奪戦2024」の結果を振り返りました!
地元の若手選手である113期の小林選手、最終コーナーから直線抜け出したときの地元ファンからの声援はG3とは思えないほどの大きさでした!
ファンから期待されていることが分かりますね。
今大会の優勝で賞金ランキング11位とグランプリも見えてきました!
調子もかなり良さそうなので、次走予定のG1高松宮記念杯も楽しみです!

車券は的中、2着には俺のお気に入り選手である佐藤慎太郎選手が入るなど個人的には良いレースだった!
車券が当たらなかったという人は競輪予想サイトを使うのも手だぞ!

チャリ吉
チャリ吉
仕事終わりに遊べるミッドナイト競輪があることを知ったのがきっかけで競輪にドップリのめり込んだギャンブル好き。
他の公営競技と違い、自力が最重視される戦いが良い。
普段は6車、7車立てで勝負しているため、休みの日に9車立ての出走表を見るとビビる。
グレードレースの決勝で帯を取るのが夢。

掲載の内容はライター独自の見解であり、その正確性・再現性を保証するものではありません。