嘉永泰斗優勝で2万車券の決着に！川崎競輪G3「桜花賞・海老澤清杯2024」の結果を振り返る！

4月に開催された川崎競輪G3「桜花賞・海老澤清杯2024」は熊本支部所属の113期嘉永泰斗選手が優勝！
決勝戦ではS級S班が3名出走するなどかなりのメンバーが集まる中、嘉永選手は自力で捲り切っての優勝。
しっかり実力で優勝した点もかなり評価できるな！
また、2日目の二次予選では新山響平選手を、3日目の準決勝では古性優作選手をどちらも捲りで下していて非常に強い内容だったと言える！
ということで今回は決勝戦の様子を振り返っていくぞ！

川崎競輪G3「桜花賞・海老澤清杯2024」決勝の出走表

展開に応じて自在にレースが出来る選手が揃った決勝戦となっているな！
細切れ戦が予想され、なかなか難しいレースだったと言える。
地元神奈川の1番郡司選手、6番佐々木選手のラインは若干人気を集めているが、オッズを見ても混戦模様だと分かるな。
ということでまずはライン、並び予想を見ていこう。

桜花賞・海老澤清杯2024のライン、並び予想

並び順は、

①⑥　②⑧　③⑨　⑦④　⑤

メンバー的に積極的に仕掛けるであろう選手は3番新山選手だろう。
展開を考えれば3番新山選手の逃げ、中団を車番が有利な1番郡司選手、もしくは2番嘉永選手が取りそうだ！
郡司選手も仕掛け次第で中団を取るか前を取るかしたいところだろうが、ちょっと厳しい戦いになるかもしれないな。
個人的には1番郡司選手、そして2番嘉永選手の2選手が有利になると見た！

展開から予想した買い目はこれ！

• 12-1257-124579

細切れ戦は有利な位置取りができる選手に分があると予想し、地元1番郡司選手と調子の良さそうな2番嘉永選手に期待！
2着は自力もある単騎の5番松木選手と7番古性選手を加えた24点で勝負！
佐藤慎太郎選手は近況そこまでキレが無いため軽視だ。

このレース、スタートを取ったのはなんと4番山田選手だった！
7番古性選手が後方に置かれるのを嫌がるのを分かっての動きだっただろう。
この展開で俺は古性選手が勝ってしまうのではとヒヤヒヤしたぞ(笑)
スタート後の並び順は以下の通りだ。

←⑦④　①⑥　②⑧　③⑨　⑤

しかし残り2周に入った時点で2番嘉永選手が先頭に、さらにその流れ乗って今度は1番郡司選手がそれを抑えて先頭に立つなどしっかり前々を主張！
さらにやはり動いてきたのが新山選手。
ジャン前までには3番手あたりを並走する形となり、結果的に7番郡司選手は最後方に置かれる展開となったぞ。
ジャン前の隊形は以下の通り。

　　　　　③⑨　⑤
←①⑥　②⑧　⑦④

ジャン前に動いた新山選手。
残り1周を前にしっかり先頭に立ち、自分の仕事を果たすぞ！
さらに単騎の5番松本選手も続き、残り1周でほぼ一本棒の展開になった！
残り1周の隊形は以下の通り。

←③⑨　⑤　①⑥　②⑧　⑦④

ごちゃつくこと無くいよいよレースは終盤へ！
各選手そこまで脚を使わず展開的にみなにチャンスがあるかと思われましたが、残り半周で2番嘉永選手が5番手から捲り発進！
これがもの凄いスピードで、佐藤慎太郎選手のブロックを何度か受けながらも止まることは無く先頭へ！
結果そのまま嘉永選手が抜け出し1着となった！

結果と払戻金

3連単は94番人気で251倍と波乱の結果だった！
俺が買った車券はヒモ抜けで不的中だったぞ・・・（泣）
これを当てられた人は凄いな！

今回は嘉永泰斗選手の優勝で幕を閉じた川崎競輪G3「桜花賞・海老澤清杯2024」を振り返ったぞ！
嘉永選手は今大会全体を通してかなりの走りを見せてくれたな。
記念競走は2023年5月の函館記念以来の優勝だった。
今の走りを見た感じ、G1はもちろん、GPでも活躍できそうだと感じたぞ！
嘉永選手は現在賞金ランキング8位、このまま行けばグランプリ出場の可能性もあるし頑張ってほしいところだな！